今回は思い出したくもない、

クレームが来てしまったケースをお話したいと思います。

塾講師は、自分が動けば動くほどに、生徒に対してアプローチをするようになりますから、

その分、危険性も増します。

 

このやりすぎなアプローチによって、生んでしまったエピソードです。

 

 

 

もう4,5年前になりますかね。

そこそこ出来る、中学一年生の女子生徒がいました、ここではAさんとします。

 

 

Aさんはどちらかというと、内向的で中々思ったことを口に出せない生徒でした。

当時、教室長はガンガン攻めていけタイプな人間だったんで、

それに合わせて指導形態もかえていきましたね。

 

 

そこで、Aさんは冬の講習期間は受けないとの連絡があり、

教室長から「なぜ講習期間を受けないのか、聞き出してきて」と言われたので、

かなり慎重に話そうとしました。

 

 

母親と電話で話し、講習期間は予習期間があり、

ここで穴が空くと、かなりのフォローが必要になるという

事を話しました。勿論これは本音です。

 

 

なので、どうしても受けられないのであれば、


新出事項だけでも、個別指導で受けなさいとアドバイス

をしました。

 

 

それも、中々進まず、結局教科書を購入して、家で勉強するという事になりました。

私自身は、これでもしっかり出来る生徒だと判断したので、

問題なかったのですが、教室長からもう一度

念のため、聞いておいてと言われて、そこでミスが起こりました。

 

 

 

その子が塾に来た時に、1対1で話したのですが、全く話が進まない(泣

 

 

っていうか、言っていることがチョットよく分からない。

「えっ!?どゆこと」みたいな感じで、

やんわり30分ほど聞き取り調査したのがわざわいしました。

 

 

 

次の日…

その子の母親から「ウチの子が泣いて帰ってきたんだけど、何があったの?」

とカンカン。

 

 

これは手におえないケースなんで、責任者が謝らないともう無理な状況。。。

 

 

 

結局教室長が、平謝り。勿論講習後の参加もありません。

 

 

完全に私の指導ミスでしたね。

この場合、生徒自身が自分で決められない、

母親依存タイプなんで、来るもの拒まず、去る者を追わず

スタイルでやればよかったものの、

あまりに手をかけすぎて、逆にウザがられた最悪のケースです。

 

 

 

申し開きも出来ず、その日寝込みました…って事はありませんでしたが、超凹みました。

なぜ、見えてなかったんだろう…と。

 

 

 

冷静でいたつもりでしたが、生徒の気持ちをよく考えていませんでした。

中学一年生の女の子であれば、自己主張出来なくて、当然。

ある程度まで、家庭内との連携が取れていれば、特に長い間アプローチする必要が無かったのに…。

 

 

 

先生・講師業は、いつもの私が言う「授業術」

は最高峰のものを目指さなければなりません。

 

しかし、生徒を指導するのは、授業力だけではなく、

フォロー力もしっかりつけなくてはなりません。

積極的にかかわろうとする先生こそ、

その行き過ぎたコミュニーケーションは特に注意を払う必要がありますね。