eyes0954

お金の話は、子供にしてはいけない…というのは、古き良き日本人の伝統的な考えです。
これは良くもあり、悪くもあります。

お金の話をまだあらゆる場面での判断基準が未熟なため、お金のような人間社会のダイレクトに通じる部分というのは、
誤解を生んでしまう可能性というのはあります。

例えば、分かりやすい例で言うと、私が言うのもなんですが、宿題代行などが
挙げられるでしょう。また例えば風俗などもそうでしょうね。体を売れば、お金を高額にもらえるという図式を容易に教えてしまうと、そのデメリット部分があまり良く理解していないうちにそれに手を出してしまうということです。

しかし、実はお金の話というのは、こうしたデメリットを上回るほどのメリットがあります。
それは、先ほどにも述べたようにダイレクトであるという面です。

生徒は現在のところ、お金に対しての概念が全くと言ってもないために、その反動かそういった話には
とても食いつきます。特に中学生以上。

経済という勉強を中学生ではやるわけですが、あまりにマクロな話をするので、生徒にはその感覚が掴めません。
ですので、もうちょっとミクロな視点で話してやることが大切になってきます。

生徒に植え付けたい「リアル」という面

一般的にお金の話をしてはいけないというのは、一方では現実を伝えないというのと同意義です。
テレビであまりにも悲惨な現場は流さないというのと一緒で、それは良くもあり悪くもあるのですね。

ただここで難しいのはこのリアルな金の話というのは、塾講師には少し難しいとは思います。

というのは、塾講師は基本的にサラリーマンですし、学校の先生は公務員ですからね、実際のリアルなビジネス社会や経営思考ではないために話せるネタがやはり雇用者としての視点になってしまうので。そうした意味でリアルなビジネスの話を咀嚼して話す事が出来ればいいですが、多分無理かと思います。


しかし、詳細なビジネスの話は出来なくとも、実際にあなたが今までやってきたことを話せばいいのです。
その中で子供があまり触れたことないだろうなぁというのをピックアップしていきましょう。

ただし、意味のない話はやめましょう。その話のオチを必ず用意するようにしたいです。
この場合のオチとは、目的のことです。何故その例を用いたのかということです。

例えば、中学生への授業に向けての話。

「君たちは普段ブックオフでお世話になっている人はいるかな?あそこは本を売っていたり、買ったりする場所なんだけれど、実際に本を売ったことのあるひとはいるかな??実は、本を売る場合にはある基準が設けられていて、アルバイトが目で見て判断することになっている。実はその本がとても学術的に重要なものであろうがなかろうが、実は見た目での判断なんだ。だからアルバイトによって、その本の価格が変わったりする。その価格は30円、50円、100円でしかないんだよ、知ってたかな?」

まぁこんなような話をした場合に、この着地点は一体何なのか?

ここで伝えたのはただのトリビア的な何かであり、お金が絡んでいても少し生徒は引き付けられるかもしれませんが、
あまり次に繋がりませんね。(ここで学術的という言葉自体は教えられると思いますが)

同じ中学生に向けての話で、雇用形態とその内容につながる話は良いと思います。
例えば、「アルバイトとしてもらえる金額は大体時給という形で一時間にもらえる金額決まるんだけど、社員は月収という形でお金が給料として支払われる仕組みなんだ。だけど、正社員にはアルバイトにはない色々な保障や保険があったりするんだけど、知っているかい?」

着地点は、最後の「保障・保険」です。年金に関わる部分だったり、厚生年金や共済年金に関わる話も膨らませやすく、扱いやすいです。
雇用保険についてまではいいと思いますが、そこから税に関わる部分に関しても繋げても良いでしょう。また何故アルバイトには保障がつかなくて、正社員にはつくのかという発問でも良いですね。(ただしこの発問は先生が答えられるレベルが高くないと厳しいです。そら正社員だからでしょ?と言われるのがおちです)

一番重要なのは生徒自身が先生の面白そうな話を聞いていたら、いつの間にか理解がしずらい内容に関しての移行が終わっているという流れが望ましいです。

しかし、今の話で少し気を付けないといけないことがあります。

気を付けなくてはいけない社則

どこの企業でも社則があるはずです。その際に共通するのは、先生の個人情報に関わる話はしてはいけないということです。
つまり、先生の給料などの話はしてはいけません。これは一番身近ですから話しやすいかもしれませんが、、
(いや逆に話しずらいかも笑)

そしてあまりにもダイレクトすぎるのもアレなんですが、まぁこの辺は考えなくて良いです。

とにかく、生徒の誤解というのは生まれやすく、いつ勝手に解釈するか分からないですし、これを保護者の方に勝手に違う風にとらえられて話してしまうこともあるので、まだ塾講師3年以下の人であれば、お金の話はやめておいた方が無難かもしれませんね。